入院3日目

痛みは随分ひきました。
朝は引き続き絶食…でも不思議とあまり空腹感はありません。
点滴と尿の管が繋がった状態で殆ど動くことは出来ませんが、自分で寝返りはうてるようになって幾分か楽になっていました。

お昼前に尿の管が抜かれ、座ったりトイレに行ったり部屋の中を自由に歩いていいですよと許可が出ました。
管を抜く時も、その後のトイレも特に違和感はなく一安心。(←実は少し怖かった・苦笑)
ベッドの上に座ってテレビを観たり、Kindleを持って行っていたので前もって購入したおいた小説を読んで過ごしました。
お昼から食事も再開。
五分粥と柔らかく煮た野菜などでした。
やっと食べられるのは嬉しくて味も美味しかったのですが、丸2日間の絶食で身体が受け付けなかったのか半分くらいしか食べられず残してしまいました。
夕食は普通のお粥で、昼食よりは沢山食べられましたが、やはり完食は出来ず……。

今日は頭痛と肩の痛みでロキソニンを出してもらいました。
手術の際にお腹に入れたガスが体内から出るときの痛みもあるし、ずっと横になっていることでの頭痛もあるだろうと言われました。
病院なので痛いと訴えれば、すぐに薬を出してくれます。

夜には仕事終わりに夫がお見舞いに来てくれました。
昨日より元気だったので安心した様子でした。

入院2日目・手術当日

腹腔鏡下での子宮全摘手術体験記、手術当日の記録です。

ぐっすり寝たのでスッキリした目覚めの朝でした。
か、しかし……朝イチからまた浣腸です (^_^;)
今度は普通のお腹が痛くなるやつ。
それが終わったら血栓を予防するため、弾性ストッキングという白い靴下を履きます。

前日に教えられた手術の時間は朝一番の9時から。
夫には仕事に行ってもらったので1人で挑むつもりでしたが、娘が来てくれました (^-^)
手術前に娘に会って話せたことで、かなりリラックスできました。
9時前に病室に看護師さんが迎えに来てくれて、娘と一緒に手術室に向かいました。
点滴を持って自分で歩いて行きます。
手術室の前で娘とはお別れ。
病室担当の看護師さんから手術担当の看護師さんへの引き継ぎ、本人確認などのチェックをして手術室に入りました。
無機質な感じの部屋に機械が沢山。
「凄いハイテクですね~」などと話しながら、手術台に横になりました。
麻酔医の「これから点滴で麻酔を入れていきます、楽にして深呼吸していてください」という言葉の後、深呼吸を4回数えたところで意識が途絶えました。

誰かの呼ぶ声で目が覚めました。
前もって呼吸器が入っていて喋れませんと聞かされていたので、とにかく目を開けて頷こうとしました…が、出来てたのかどうかはあやふや (^_^;)
次に覚えているのはストレッチャーから病室のベッドに移された瞬間。
誰かの呼びかける声、お腹の痛み、口の中のネバネバした感じ……。
いつ頃から意識がしっかりしたのかも自分では分かりません。
約2時間で病室に戻ったようなので、記憶がはっきりしだしたのは昼過ぎくらいかなぁ。
自分が部屋着から手術着に着替えていることに気づいてビックリしました。

夜、仕事終わりに娘婿が、その後に夫が来てくれて本当に嬉しかったけれど、痛みと倦怠感が凄くて途切れ途切れに会話していた感じです。
とにかく術後の記憶は本当に曖昧で…。
ただお腹が痛くて色んな痛み止めをもらっていました。
夜まで水が飲めなかったのが地味に辛かったです。
噂に聞いていた麻酔が冷める時の吐き気や頭痛はありませんでした。

入院1日目・手術前日

自宅で朝ごはんを摂り、いざ病院へ。
この食事以降はしばらく絶食なので、何か好きなものを食べようか迷いましたが、結局いつもと変わらないメニューを選びました。

午前10時、夫に付き添われて病院の受付で入院の手続き。
約10日前にインフルエンザにかかっていたので、受付で検温した時に念のため看護師さんに伝えました。
もちろん平熱だったんだけどね。
担当医からも、「(インフルエンザが治るのが)ギリギリ間に合いましたね」と言われて無事入院出来ました。

部屋は悩んだ末に個室にしました。
沢山読んだ体験ブログで、個室を選んで本当に良かったという記述がとても多かったからです。
予約時はシャワーなしの個室をお願いしていましたが、空きがなかったためシャワー付きに変更になりました。
それも結果としては良かったです。

シャワーを済ませた後、手術時にメスを入れる臍の掃除があり、栄養や薬を入れるための点滴が始まります。
この日は慣れないからか点滴が痛くて邪魔でした。
その後はひたすらモビプレップという下剤を飲みます。
2リットルの水で溶かしてあり、それを1時間以上かけて水と交互に飲むのです。
多量の水分………とても不味い薬……かなり苦しい…。
でも私、実は腸のカメラ検査を受けた経験があり、2度目だったので黙々とこなしました。
弱音も吐かないし文句も言わないので看護師さんに褒められました (^。^)
腸の中を綺麗にするこの薬、最後は水しか出なくなります。
お腹は一切痛くならないのだけが救い。

下剤の服用が終わった後は、基本的には夫と2人でのんびり過ごしました。
不思議とお腹が空いて辛いという感覚はありませんでした。
入院前に感じていた手術への恐怖心もなく、ドンと来い!!という心境になっていました。
消灯は21時でしたが案外すんなり眠れました。

低用量ピルとリュープリン

処方されていたのはルナベルLD(後にルナベルULDに変更)という低用量ピルでした。
ピルについては以前不正出血を止めるために中用量ピルを服用したことがあります。
その時の副作用の辛さがあったので、それなりに覚悟していました。
中用量ピルほどではありませんでしたが、ルナベルも地味に辛かったです。
特に血行不良になるのか身体中が怠くて、食欲が増して太りやすくなりました。
ただ月経は本当に軽くなったし、髪や肌の調子は良くなりました。

昨年の秋に投薬期間3年を過ぎて、このまま副作用と付き合うのは怖いし薬をやめたいと主治医に相談したところ、数ヶ月休薬してみて今後の相談をしましょうということに。
休薬中の月経は、当たり前ですが量も多くてお腹も痛くて、我慢出来るけどやっぱりしんどいなぁ〜って感じで。
その我慢がいらない3年間を過ごした後だったので、ずっと当たり前だと我慢していたのは病気ゆえの痛さ辛さだったんだとわかりました。
その時はピルはもう飲みたくない、月経の辛さも普通ではない、だから手術しようという気持ちになっていました。

休薬後の診察で主治医に子宮全摘手術で根治したい旨を伝えました。
主治医の見解も同じだったようで、早速日程を決めて準備が始まりました。
まずはリュープリンを2回打つ、麻酔科問診と心電図、血液検査、血栓の検査。
このリュープリンが本当に2度と嫌ーーーー( ; ; )
リュープリンは抗がん剤にも使われる薬なので、ルナベルの副作用なんてカワイイもんですよ。
めまい、頭痛、筋肉痛、次々出来る吹き出物、口内が荒れる、思考力も低下してる気がする(いやそれは元々か・汗)、気分落ち込む、ホットフラッシュ……副作用のオンパレードなわけです。
めまいが1番つらくて、でも精神的に吹き出物もつらいです。
こんなおばちゃんでも女性なので (^_^;)
ただ主治医が投与する日にちをうまく考えてくれて2回で済んでいるので贅沢は言えません。
これを耐えて手術を受けて、傷が癒えたら元気になれるのだから頑張らないと。

子宮腺筋症のこと

このテーマでブログを書くことを、ずっと避けていました。
女性として人にあまり知られたくない気持ちもあったし、読む方にとっても微妙なのでは……という思いがあったからです。
気持ちの変化のきっかけは、手術を決めたこと。
今まで低用量ピルの服用で対処していましたが、ずっと副作用を感じていたので、これ以上薬に頼りたくない気持ちが強くなったのです。
治療を始めた頃は怖くて仕方なかった手術ですが、色々調べた中で大きく背中を押してくれたのは経験者のブログでした。
先輩達の手術体験記、そしてその後の暮らしぶりは勇気をくれました。
私のブログにそんな影響力なんてないけれど、自分がブログに救われたからこそ書いてみようと思ったし、それは自分の気持ちの整理にも繋がると思っています。

子宮腺筋症と診断されてから早いもので3年以上経ちました。
若い頃から出血量が多く痛みも酷かったけれど、それが当たり前だと思って我慢することに慣れて過ごしてきので、病気で治療が必要ですと言われてもピンときませんでした。
主治医に「辛かったでしょう?」と言われても、確かに夜用を多量使いする位には出血酷いし、のたうち回る程お腹痛い月もあるけど、まぁでも生理ってしんどいもんやしなぁ〜みたいな (^_^;)

元々婦人科に行ったのは不正出血が続いたから。
そこでは「子宮に水泡のようなものができている、悪い病気の可能性は低いが念のため大きな病院で検査を受けた方が良い」と言われて、今の病院に紹介状を書いてもらったのです。
水泡は特に問題なし(なんか名前言われたけど忘れた・苦笑)と診断されましたが、その時に腺筋症が見つかりました。
最初に行ったのは個人経営の産婦人科でしたが、紹介してもらったのは腺筋症の治療が得意な総合病院の婦人科だったので結果としてはとてもラッキーだったと思います。

主治医からは治療法として手術か低用量ピル投薬を提示されました。
手術は未知のものだったので怖くて、とりあえずピルを飲むことに。
病気という自覚もないままアレヨアレヨという間に治療が始まった感じでした。